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Vol.377 ミスや失敗の扱い方

 

先週配信した心健やかに暮らす怒りと心のメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2025年5月1日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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ミスや失敗の扱い方

 

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少し前になりますが

新聞にこんな記事を見つけました。

 

「ミス、罰しないことで防ぐ

 報告促すJR西、宝塚線事故の教訓」

 

https://www.asahi.com/articles/DA3S16201188.html

https://www.asahi.com/articles/AST4S3HRBT4SPTIL00RM.html

(↑有料記事のため全文は読めません)

 

JR宝塚線脱線事故を教訓として

運転士らのミスを原則処分しない運用が

導入されたという話です。

 

 

 

 

ミスは不注意により起きるもので

一部の人が起こすもの、

厳しく罰すればミスや違反は防げる

 

というこれまでの考えからから

 

ミスは誰でも起こすもの、

故意など悪質なもの以外は処分せずに

ミスの報告を促し、再発防止に繋げる

 

という新しい考え方に

シフトしたのだそう。

 

 

 

 

これ、記事を読みながら

そうだなよなぁ“うんうん"と

納得していました。

 

だって、意図的な、

悪意のある行為は別として、

誰だってミスしようと思って

ミスする人はいないですよね。

 

 

なのに、「仕事をなめている」や

「社会人としての責任感がない」など

人格を否定されるようなことを言われると

 

ミスを過度に恐れるようになり、

(実際は罰を恐れるですね)

 

ごまかそうとしたり、

隠そうとしてしまうのも

自分を守るために起こりえること、

ではないでしょうか。

 

 

 

 

そしてそれは結果として

組織にマイナスな影響を与えてしまう。

 

 

 

 

これは会社だけでなく

家庭も同じ。

 

子どもが悪いことをした時に

なぜ隠そうとするのか、

なぜ嘘をつくのか。

 

それは叱られる恐怖から

自分の居場所と心を守るため、

かもしれません。

 

 

 

 

だとしたら、必要なのは

罰することではなく

 

ミスをしても不安なく報告ができ、

素直に振り返って反省ができる

環境や関係であること

 

ではないでしょうか。

 

 

 

 

ただ、甘いだけではなく

振り返った上で今後に役立てていくこと、

そしてそれができるという

信頼関係が大事かなと思います(*^^*)

 

 

 

 

メルマガ読者さんの中には

部下や後輩、子どもを持つ方も多いはず。

 

相手のミスや失敗をどう扱うか

それによってその後が変わってきますね。

 

 

言うは易く行うは難しですが、

思い当たることがあるならば

今後をより良くするための

転換点にできるのかも。

 

 

自分は(組織は)いつもどんな風に

ミスを扱っているかな?と

 

怒る前に一度立ち止まって

振り返ってみてくださいね♪

 

 

 

 

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