先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
(2024年6月6日配信分)
今日のテーマ
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不機嫌との付き合い方
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最近話題の「不機嫌ハラスメント」
略して「フキハラ」。
あなたはご存じですか?
私はテレビで見て知りました。
毎度毎度、色んなハラスメントが
出てきますね(^_^;)
Yahoo!ニュースにこんな記事がありました。
記事によると、
フキハラとは不機嫌な態度や表情で
相手に精神的な苦痛を与えるもので、
意図的なため息や繰り返されるため息は
フキハラに当たる可能性があるのだとか。
私が最初にフキハラを知った時は
こう思ったんですよね。
上司だって人間だもん
気持ちが態度に出てしまうことだって
あるでしょうに
何でもかんでも相手のせいにしていては
レジリエンスが下がるわよ
って。
※レジリエンスとは
自分にとっての逆境や試練から立ち直る心の力
これ、今も
一理あると思っています。
ただ、自分の経験を振り返った時。
文句は言わないけどあからさまに
不機嫌な態度をとる先輩に
いつも怖い思いをしていたんですよね。
ほんと、その人のせいで
仕事を辞めようと思っていたほど
追い詰められていました(T_T)
それを思い出した時に
フキハラと言える状況も
確かにあるな、と思いました。
さて、ではそのフキハラと
どう向き合えば良いと思いますか?
日々アンガーマネジメントを
実践している私たちとしては、
まずは自分がフキハラをしないように
気を付けたいですよね。
不機嫌なオーラ
忙しいオーラ
無視
意図のあるため息
こんなことをしなくても
アンガーマネジメントを実践し、
必要に応じて適切に伝えられるように
心がけていきたいものです(*^^*)
そして、不機嫌な人と関わる時には
どうすれば良いでしょう?
相手が不機嫌な理由は
様々あると思いますが、
それが自分の責任でない時は
放っておくのもあり。
(行動のコントロールの右下)
いい大人なんですから、
自分の機嫌は自分で取ってもらいましょう。笑
また、自分が何らかの関わりがある時は
相手の求める状況や状態
(思考のコントロールの2の部分)を確認し、
その中で出来ることと出来ないことについて
話し合えるといいですよね。
要は落としどころを
見つけるということです(*^^*)
※それが出来ないからフキハラな訳ですが(汗)
そのままでは相手の行動は改善されませんよね。
毅然とした態度で自己主張したり、
自分で対応できないのであれば
協力者を求めることも必要だと思います。
そして、もうひとつ。
不機嫌な態度をとる人には
その人なりの理由があります。
もし自分に余裕があるのなら
相手の不機嫌の元について
話を聞いてあげることもできますよね。
それによって怒りのガスを抜き、
冷静さを取り戻してもらえれば、
フキハラも解消するかも知れません(*^^*)
アンガーマネジメントをしていると
自分の怒りの扱いだけでなく、
他者の怒りを想像することが
出来るようになります。
この人はなぜそんな態度をとるのだろう?
何を守りたくて
どんな「べき」と状態を持っているのだろう?
そんな風に考える事ができれば
対処のアプローチも見えてきそうです。
「ハラスメントはダメだ!」と
正論をかざすだけでは解決はしません。
その背後を見て対話をしたり、
学んで理解をしてもらう。
そして日頃からコミュニケーションを取り
信頼関係を築いておく。
シンプルだけど、
こういうことの積み重ねが
ハラスメントの防止につながるのでは
ないかなと思います。
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