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Vol.329 違うことへの許容度

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2024年5月30日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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違うことへの許容度

 

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さてさて、今週は

長くお付き合いいただいている

老人介護施設様の新人研修で

アンガーマネジメントをお伝えしてきました。

 

 

老人介護の現場は

働く人の世代も幅広く、国籍も様々

まさにダイバーシティな職場。

 

そんな中で優しい気持ちを持って

利用者さんと関わるためには、

自分の感情と上手に付き合えることが

欠かせませんよね。

 

怒りを人や自分、

物に向けることなく適切に扱い、

気持ちよくお仕事していただけたらと

思っています(*^^*)

 

 

 

 

でね、この研修の度に

感じることがひとつあるんです。

 

それは

介護のお仕事をされている方は

怒りの強度が低い傾向があるな、

ということ。

 

もちろん全員がそうではなく

個々の状況にもよると思いますが、

他業種や一般の方よりも

その傾向が見られるのは確かです。

 

 

 

 

これはもしかしたら

 

「怒ってはいけない」

「優しくなくてはいけない」

 

という思いがあるのかもしれませんが、

それともうひとつ。

 

 

介護のお仕事をする中で

「自分と違う」ことに対して

許容度が高められていくのかも?

 

と推測しています。

 

 

 

 

これはあくまでも私の推測ですが

お仕事を通じて

 

「世の中には色んな価値観の人がいて、

 自分では変えられないものがある」

 

ということを

経験から理解されているのかな、

と考えています。

 

 

 

 

これをアンガーマネジメントで考えると

自分の価値観である「べき」に柔軟性があり

(思考のコントロールの2が広い状態)

 

また、変えられないものを受け入れている

(行動のコントロールの右側の実践)

と言えるかもしれませんね(*^^*)

 

 

 

 

これは仕事をする中で

身に着けたものかも知れないし、

そういう素質のある方が

この仕事を選ぶのかも知れない。

 

それはわかりません。

 

ただ、怒りの自己診断の傾向から

そう考える事はできそうだなと思っています。

 

 

 

 

私たちはついつい

 

そんなこと当たり前

言わなくてもわかるはず

それが常識だよね

普通はこうだよね

 

と自分と他人が同じ価値観や

考えを持っていると思いがちで

それゆえに怒れてしまいます。

 

 

 

 

そこで大切なのは

この違いをなくすのではなく、

「違いがある」ことを認め

その上で自分が納得できる

落としどころを見つけること。

 

 

自分は自分。

 

あの人とも

あの方とも違うし

みんなユニークな存在。

 

 

そう思えると

自分と違うことへの許容度が広がり、

イライラが減るかもしれませんね。

 

 

 

そうね、そうだわ。

夫と私もお互いがユニーク。

(と今さら気づく笑)

 

少々のことはこだわらなくても

いいのかも知れません。

 

肩の力を抜いて

もっと気楽にいきましょ♪

 

 

 

 

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