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Vol.313 優しすぎる?上司のもやもや

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2024年2月8日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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優しすぎる?上司のもやもや

 

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「俺ら優しすぎると思わん?」

 

 

これは先日電車の中で聞こえてきた言葉。

 

この後は、

「厳しさも成長に必要

自分達はそれがあって今がある」

的な会話をされていました。

 

 

 

 

うんうん、そうだよね~。

中高年世代はそう感じるよね~。

24時間戦ってたしね~。

 

と、寝たフリしながら

共感していました。笑

 

 

 

 

とは言え、

今はパワハラ的なキビシイ指導はもちろんNG。

 

 

部下に気を使い、

傷つけないように優しく優しく

言葉をオブラートに包みこんで、

 

何なら部下の仕事も自分で引き受けながら

「優しい上司」をやってるんですよね。

 

 

 

 

いやはや、上司も大変です。

 

だって、優しい対応をすることに

納得できてないんですもん。

 

それじゃあ「俺ら優しすぎると思わん?」

って言いたくもなりますよね。

 

 

 

 

今の40代、50代が若かった頃は

理不尽に怒られたり、

「背中を見て覚えろ」とばかりに

教えてもらえないこともあった世代。

 

今の若者への関わり方が

「優しすぎ、緩い、ぬるい」と感じるのも

仕方のないことかもしれません。

 

 

自分達は苦労をしてきたのに・・・

そんな思いも感じてしまいますよね。

 

 

 

 

そんな感じで、

同世代として共感できる私ですが

「俺ら優しすぎると思わん?」には

ちょっと引っかかったんですよね。

 

 

なぜならこの言葉の裏に

叱るべきことが叱れない、

そんなニュアンスを感じたから。

 

 

 

 

確かに昭和のような指導の仕方は

今の時代に合わなくなっていますが、

部下の成長のために指導すること、

導くことは必要ですよね。

 

 

怒らないようにするのではなく

どう怒る(叱る、伝える)かが大切。

 

そしてそのために必要なのは

叱るスキルと信頼関係じゃないかなと思います。

 

 

 

 

そもそもね、どんなに優しくされても

信頼していない人の言うことは聞きません。

 

逆を言えば信頼している人の言うことは

その言葉の裏にある意図も理解してくれるのが

今の若い人達です(*^^*)

 

 

 

 

優しくするのは

誰のため?何のため?

 

 

優しすぎる接し方が相手のためではなく

パラハラと言われないため、

つまり自分や会社のためであったなら

その優しさは相手に届いていないかもしれませんね。

 

それは何か残念・・・

 

 

 

 

もやもやしている

叱れない優しい上司のみなさま。

 

そのもやもやはどこから来ているのか、

なぜ優しくしているのか?

 

じっくり考えてみることで

納得して、自信を持って

部下と関われるようになるかもしれません。

 

 

 

 

何だか落としどころのない

内容になってしまいましたが、

(書くと長くなりすぎる)

 

問題提起ということでお許しください♪

 

 

 

 

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