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Vol.310 自分に怒りやすい人の傾向

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2024年1月18日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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自分に怒りやすい人の傾向

 

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さて、あなたは

自分に対して腹が立つことってありますか?

 

 

焦って失敗したり

道を間違えたり・・・

 

私はちょこちょこありますが

しょうもないことが多いです。笑

 

 

 

 

ここ数年、産業カウンセラーとして

働く方のお話をお聴きしているのですが、

自分に対して怒りを向けやすい人って

案外いるなと感じています。

 

そこまで気にしなくていいのに

そんなことで怒らなくてもいいのに

 

と、第三者から見ると感じるようなことで

不安になったり、怒ったりしてる。

 

 

 

 

例えば、

 

周囲に迷惑を掛けることに対して

必要以上に申し訳なさを感じているとか

 

慎重過ぎて準備が完璧でないと

イライラするとか

 

お話をお聴きしながら、これじゃあ

ストレスを溜めてしまうなと感じます。

 

 

 

 

一方で、そんなこと全く気にしない

とは言わないまでも

 

何かの時はお互い様

いざとなったら何とかなる

 

と大らかに構えられる人もいます。

 

 

 

 

この違い、

どこから来ると思います?

 

理由はいくつかあると思いますが

そのひとつに

 

自分に対しての「べき」の強さ

 

があるのではと思っています。

 

 

 

 

自分は完璧であるべき

人に迷惑を掛けるべきではない

人の手を借りるべきではない

会社の期待に応えるべき

社会の役に立つ人であるべき

 

 

などなど、自分の理想というか、

自分に課す「べき」が多い上に

重要度も高いんですよね。

 

 

 

 

そしてその結果、

それが出来ない自分に対して、

 

こんなことじゃダメだ

もっとやれるはず

もっと頑張らないと

 

とダメ出しをして

無理をし続けてしまう・・・

 

 

 

 

そんなお話を伺っているとね、

そんな完璧な人は世の中にいないし

もっと人を頼ってもいいし

出来ないことは出来ないって言っていいし

もっと楽に生きてもいいのにって思います。

 

 

あ、ちなみに

ご本人は自分に厳しいだなんて

これっぽっちも思っていなかったりするので

ある意味余計に質が悪いです(^_^;)

 

 

 

 

こういうタイプの「べき」を緩めるのに

効果的なのが客観的な視点に立つこと。

 

 

今の自分が友人だったら

何て声をかける?と考えてみたり

 

思考の幽体離脱をして(笑)

俯瞰的に今の状況を見てみたり

 

 

とにかく今の自分にどっぷり浸かるのではなく

ちょっと違う視点で見てみる。

 

そうするとね、

そこまでしなくてもいいかも、と思えて

少し気が楽になれたりします(*^^*)

 

 

 

 

何だか上手くいかない時

自信が持てない時

 

もしかすると自分への「べき」を

高くしているかも知れません。

 

 

 

あなたも

自分に向けた「べき」が適切なものか

一息つきながら考えてみてくださいね。

 

 

 

 

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