先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
(2023年12月7日配信分)
今日のテーマ
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タガは緩めでちょうどいい
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以前ある方とお話している時に
妙に引っかかる言葉がありました。
それは
「普通」という言葉。
普通考えたらわかるよね
普通そんなことしないよね
普通ありえないよね
と、普通を連発(・∀・)
それは私にとっては「普通」じゃないけどな、
きっとこの方はイライラすることが多いだろうな、
なんて思いながらお話をお聴きしていました。
さて、
メルマガ読者のあなたならご存じの通り
自分にとっての「普通」が破られた時に
怒りは湧いてきますよね。
ここで言う「普通」とは
言い換えると「広く一般に通じること」、
つまり共通した価値観がある前提です。
だから例外は想定外で、
認められない、受け入れられない
ものになってしまいます。
・・・でもね。
残念なことに自分の「普通」が
世の中みんなの「普通」とは限らないし、
下手をすると真逆の「普通」だってある。
そして、「普通」と考える程度も
人によってバラバラです。
先の人の様に
自分の「普通」を他人にも求めると
「普通じゃない」ことに出会うことが増える訳で
そうするとイライラの頻度も高くなります。
う~ん、これは
精神衛生上よろしくない。
そう思うと普段無意識に使っている
「普通」という言葉に
あまりとらわれ過ぎない方が
いいなと思うんですよね。
私はアンガーマネジメントを始めてから
自分の言葉や他人の言葉の
「普通」や「べき」が気になるようになりました。
それって本当にそうするべきなのかな?
それって本当にそれが普通なのかな?
そうだといいな
その方がいいな
くらいで良くない?って。
これは自分に対しても他人に対しても同じ。
人と人の間は少しタガを緩めたくらいが
大らかでいいと思うんですよね(*^^*)
ちなみに、
タガとは桶や樽の外側にはめた輪のこと。
タガを外してしまうと形が保てないので
タガは必要不可欠なものです。
ただ、人間関係においては
タガがしっかりしすぎていると
規律正しくなる分、窮屈にもなります。
自分の言葉の中の
「普通」や「べき」に気付いたら
~の方がいいな
~だといいな
と緩められないか考えてみてくださいね♪
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