先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
（2023年7月20日配信分）
今日のテーマ
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言わなくてもわかるよね？は通じない
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（鈴木）ねえねえ、最近の新入社員って
言わないと何もしなくない？
（佐藤）わかる！あなたの所も！？
（鈴木）この間もね、
コピー用紙を運んでくれたのはいいけど
その辺にドンと置いたままなのよ！
普通、次の人が取り出しやすいように蓋を取って
サイズごとに揃えておくよね。
（佐藤）そうそう、見ればわかることも
1から10まで言わないとやらない。
（鈴木）言っても言ったことしかやらないしね。
考えて行動することが出来ないのよね。
普通これくらいのこと言われなくてわかるわよね。
（佐藤）本当、今の新人は全部言わないと
何もしないから困るわ。
新入社員が入社して間もなく4ヶ月。
職場でこんな会話が聞こえてきそう・・・
ではありませんか(・∀・)？
実はこれ、ついこの間小耳に挟んだ会話を元に
私が作った創作会話。
よく見ると思い込みや決めつけがあって
ツッコミどころ満載なのですが（笑）
思うように動いてくれない後輩（部下）に
困っていることは分かります。
まあ、話してストレス発散！
なのかもしれませんが、
このままではストレスは延々と続きますよね。
職場の場合、後輩指導も仕事のひとつ。
仕事に差し支えのあることは
改善してもらわなければいけません(*^^*)
その時に気を付けたいのは
「普通」や
「言わなくてもわかるよね」
という言葉。
アンガーマネジメントに興味のある
あなたならお分かりだと思いますが
この「普通」や「言わなくてもわかるよね」という
価値観はイライラの元。
取扱注意！です。
なぜなら「普通」は人によって違うし
「言わなくてもわかる」も人によるから。
自分の「普通」を相手に期待して
思う反応が返ってこない場合、
相手はその「普通」を持ち合わせて
いないのかもしれません。
「言わなくてもわかるはず」も同様。
そうした経験をしたことがなく、
言わないと分からないのかもしれません。
それを自分の基準で期待し続けていては
イライラが募るばかり。
相手も何を求められているかわからず
行動のしようがありません。
そこで！
こうして欲しい、は念じるのではなく
具体的にリクエストしましょう(*^^*)
1から10まで説明しないと伝わらないのであれば
1から10まで説明して、理解してもらうことで
実現に近づけましょう。
その指導の仕方（伝え方、叱り方）は
具体的なものですか？
言葉が足りてなくはないですか？
これは職場だけでなく
子育ても同じ。
怒る時の言葉をセリフにして
具体的なリクエストが入っているか
たまには振り返ってみてくださいね♪
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