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Vol.261 正しさは人を傷つける武器になる

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2023年2月9日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

********

 

正しさは

人を傷つける武器になる

 

********

 

 

 

今日の話題はちょっと堅いです。

すみません。(先に謝っておきます笑)

 

 

 

さてさて、今年度

お引き受けした従業員面談。

 

私もいくつかの企業様を

担当させていただきました(*^^*)

 

 

 

 

多くの方は落ち着いて

仕事に取り組まれていますが、

中には悩みやストレスを

抱えている方もいらっしゃいます。

 

 

まあ仕事なのでね、

ある程度のストレスは

程よい緊張感でもあるのですが

過度な状態は心身の健康上

良くありませんよね。

 

 

 

 

その中でお一人

気になる方がいらっしゃいました。

 

 

どうやら職場の人間関係に悩んでいて、

いざとなった時には法を盾にして

自分の正しさを会社に訴える

つもりのようです。

 

注:会社を訴える、ではありません

 

 

 

 

そのお話を聴いた時は

その前に出来ることがあるのに、

とも感じましたが

 

そこまでこの方は深く傷ついて

追い詰められていたということですよね。

 

 

そして、そのことについて

会社に相談したところで

理解しようとしてくれないし、

対応してくれるはずがない

 

とお考えのようでした。

 

 

 

それだけ会社への信頼が

失われているということですが、

そのことがさらにこの方を

傷つけているんですよね(T_T)

 

 

 

 

これを怒りで考えてみると

怒りのライターのガスを

他者から注入された上に、

さらに自家生産している感じ。

 

 

この方の怒りのライターは

すでにガスでいっぱいいっぱい!

 

 

いつ爆発してもおかしくない状況の中で、

自分の立場や心を守るために

法という武器を持ち出して

戦うことも辞さないという勢いでした。

 

 

 

 

法というのは誰もが知っている

国が定めた正しさの基準。

 

これに反するものは

罰せられますよね。

 

 

 

 

つまり法は自分を守るための

最強の武器(手段)となり、

相手をとても傷つけるものである、

ということ。

 

そして、その武器を使ったことで

さらに自分を傷つける可能性もあるものです。

 

 

 

 

投げたブーメランが

自分のところへ戻ってくる。

 

そんな傷つけ合いは

して欲しくありません。

 

 

 

 

許せない相手に

一方的に怒りをぶつける前に、

出来る事がないか考える。

 

 

まずは自分の本当の気持ちや

こうして欲しいという思いを伝えてみる。

 

それが自分でできないなら

誰かの力を借りてもいいかもしれません。

 

 

 

 

人の力を借りることも、相談することも

恥ずかしいことではありません。

 

むしろ勇気がある証。

 

 

 

 

自分も相手も必要以上に

傷つけないために、

どんな方法がとれるのか

 

苦しい時ほど一度冷静になって

考えられると良いですね(*^^*)

 

 

 

 

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