先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
（2022年4月21日配信分）
今日のテーマ
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その怒りの根っこを探そう
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怒りのお悩み相談をしていると
いつも「勿体ないなぁ」と
思うことがあります。
それは、自分の怒りの表面しか
気づいていないということ。
まあ、怒りについて
学んだことがない方がほとんどなので
仕方のないことなのですが、
それにしても勿体ない。
何が勿体ないかというと、
怒りの根っこにある
本当の望みに気がついていない方が
多いんですよね。
家族に対して怒っている方は
特にそう感じます。
怒りにはいくつか習性があって、
そのひとつに
「身近な人に向けやすい」
というものがあります。
私たちが生活をしていて
身近と言えばまずは家族、
次に職場や友人といった
ところでしょうか？
身近だからこそ、
そんなこと言わなくても分かるでしょ！
普通は○○に決まってるでしょ！
何で分からないの！
と、自分の価値観を
押し付けがち。
でも、家族でも同僚でも
物事の捉え方や感じ方、
価値観は違うんですよね。
たとえ血がつながった親子でも
完全に一緒なんてことはありません。
それを理屈ではわかっていても
心が付いていかないというか、
ついつい押し付けちゃうんですよね(^_^;)
そしてそのイライラの裏には
心や体に何らかのストレスが
あるのですが、
そのストレスの根底を見てみると
相手への愛情が隠されていたりします。
子どもが遅刻しないように、
将来困らないように、
時間に合わせて行動できる人に
なって欲しいという親心。
本当は家族仲良く心健やかに
過ごしたいという望み。
仕事で一人前になるために
確実な知識やスキルを
身に着けて欲しいという
部下を思う気持ち。
誰かに負担が偏ることなく
みんなで協力し合える
職場を作りたいという願い。
イライラの根っこには
本当はそんな愛情や気持ちが
隠れているんですよね(*^^*)
せっかく、そんな思いがあるのに
それを表現する言葉が
相手を批判したり、責めたり、
非難するものばかりだったら・・・
その気持ちは届きにくいものに
なってしまいます。
そう思うと
何か勿体ない気がしませんか？
何もね、愛を伝えよう！
と言っている訳ではなく（笑）
本当はそのイライラの根っこには
温かく優しい気持ちがあることに
気づくことができれば、
今までと少し違うアプローチが
できるのではないでしょうか(*^^*)
あなたの
その言葉、その態度は
あなたの本当の想いが
届くものですか？
たまにでもいいので立ち止まって
考えてみてくださいね♪
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