先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
(2022年2月17日配信分)
今日のテーマ
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私が考える怒ることのデメリット
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怒りはデメリットだけでなく
メリットもありますよね。
北京五輪では
スノーボード男子ハーフパイプで
平野歩夢選手が怒りをバネに
金メダルを獲得!
なんて、
怒りをエネルギーに変えて
生かすことも出来る一方で、
怒りで大切な何かを
失ってしまうこともあります。
ついカッとして
感情的に怒った一言で
信頼関係が壊れてしまったり、
いつもきつく怒っていたら
子どもや部下が
顔色を見るようになったり。
そうして一度失ってしまった
信頼や関係を取り戻すのは
なかなか大変ですよね。
信頼を築くには
時間も労力も必要なのに
失うのは一瞬。
そう思うと感情のままに
怒るのはメリットよりも
デメリットの方が圧倒的に
多い気がします。
というより・・・
そもそも感情的に
怒ることのメリットは
無いと思うんですよね(・_・)
「うちの子は
怒鳴らないと言うことを聞かない」
「これくらいキツク言わないと
今の若い人には伝わらない」
「怖いくらいの方が
言うことを聞くから早いんだよ」
強く怒る理由として
こんなお話を聞くことがありますが、
これって本当に
強く怒る理由になると思いますか?
それが本当にメリットに
なるでしょうか?
確かにね、
命がかかっていたりするような
一大事には強く怒ることが
必要な場合もあるかもしれません。
ただ、普段から
そんな一大事ってないですし、
一大事もしょっちゅうあったら
慣れてしまいます。笑
「ガミガミ怒られるの面倒くさい
仕方ないから言うことを聞いておこう」
「この人怒りっぽいんだよな~
とりあえず言うとおりにしておこう」
「あぁ、また怒ってる
怖いからさっさとやってしまおう」
怒る本当の意味も伝わらずに、
相手にこんな風に
思わせてしまっていては
メリットとは言えない
気がしますよね(^^;)
怒鳴って
声を荒げて
怖い顔をして
怒って得られるのは
この人怖い
この人面倒くさい
この人怒りっぽい
といった望まないレッテル。
そして一度貼られたレッテルは
何かの機会でもないと
はがれてくれなかったりします。
私が考える
感情的に怒ることの
デメリットとして、
信頼を失うなどの
直接的なものだけでなく
こうしたレッテルを貼られてしまう
ということもあるように思います。
こういうレッテルを貼られる言動は
いわば、自分で自分の
ネガティブキャンペーンを
しているようなもの。
損はあっても誰も得をしない
キャンペーンです。笑
その怒り方、その叱り方。
自分自身に
望まないレッテルを貼る
ものではありませんか?
ついイラっとして
感情的に怒りたくなった時。
相手からどう見えているか、
感情的に怒る以外の選択はないか
少し立ち止まって
考えてみてくださいね♪
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