先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

(2024年10月3日配信分)
今日のテーマ
********
疲れていると怒れる理由
********
アンガーマネジメントする上で
怒りを理解することは欠かせません。
怒りの仕組みはライターを
イメージすると分かりやすいですが
ライターの炎が怒りだとすると
火を着けるのは自分の価値観である
「べき」が破られた時、
そして、火が着くためには
燃料となるガスが必要ということで
これは自分の中にあるマイナスな
感情や状態がそれにあたります。
不安や心配、焦りといった気持ちや
睡眠不足や疲れといった体の状態
そうしたものが怒りの元になることは
メルマガ読者のあなたなら
すでに耳タコですね。笑
でね、この疲れ。
体感として疲れている時は
イライラしやすいということは
お分かりかと思いますが、
他にも理由があるんですよね。
私たちは心や体が疲れていると
余裕がなくなる、と言いますがまさにそれ。
この余裕というのは
ものごとを多方面から考える力や
客観的、適応的に考える力のこと。
だとすると
疲れている時というのは
視界が狭く主観的、悲観的、否定的に
考えやすいということになりますね。
ちょっとしたミスを指摘されただけで
自分には能力がない、もうダメだ・・・
と思い込んだり
子供が言うことをきかないと
きっと私のことが嫌いで困らせているんだわ!
と決めつけてしまったり
事実とは違う偏った思い込みから
不安や心配、悲しみといった
マイナスな感情を増やしてしまい、
そしてそこから生まれた怒りは
つい自分より弱い人や
身近な人に向けてしまう・・・
なんてことになったりします。
産業カウンセラーとして
多くの方のお話をお聴きしていると
疲れている方の考え方は
適応的ではないな、偏っているなと
感じる事が少なくありません。
怒りに振り回されず、
穏やかに過ごすためには
上手にガスを抜いて、
疲れをためないことが大切ですね(*^^*)
季節の変わり目は
体調を崩しやすい時期でもあります。
どうぞあなたも
心身健やかにお過ごしください♪

毎週木曜日にスマホ・PCに届きます♪
アンガーマネジメントメルマガ ご登録はこちら↓