先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

(2024年1月18日配信分)
今日のテーマ
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自分に怒りやすい人の傾向
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さて、あなたは
自分に対して腹が立つことってありますか?
焦って失敗したり
道を間違えたり・・・
私はちょこちょこありますが
しょうもないことが多いです。笑
ここ数年、産業カウンセラーとして
働く方のお話をお聴きしているのですが、
自分に対して怒りを向けやすい人って
案外いるなと感じています。
そこまで気にしなくていいのに
そんなことで怒らなくてもいいのに
と、第三者から見ると感じるようなことで
不安になったり、怒ったりしてる。
例えば、
周囲に迷惑を掛けることに対して
必要以上に申し訳なさを感じているとか
慎重過ぎて準備が完璧でないと
イライラするとか
お話をお聴きしながら、これじゃあ
ストレスを溜めてしまうなと感じます。
一方で、そんなこと全く気にしない
とは言わないまでも
何かの時はお互い様
いざとなったら何とかなる
と大らかに構えられる人もいます。
この違い、
どこから来ると思います?
理由はいくつかあると思いますが
そのひとつに
/
自分に対しての「べき」の強さ
\
があるのではと思っています。
自分は完璧であるべき
人に迷惑を掛けるべきではない
人の手を借りるべきではない
会社の期待に応えるべき
社会の役に立つ人であるべき
などなど、自分の理想というか、
自分に課す「べき」が多い上に
重要度も高いんですよね。
そしてその結果、
それが出来ない自分に対して、
こんなことじゃダメだ
もっとやれるはず
もっと頑張らないと
とダメ出しをして
無理をし続けてしまう・・・
そんなお話を伺っているとね、
そんな完璧な人は世の中にいないし
もっと人を頼ってもいいし
出来ないことは出来ないって言っていいし
もっと楽に生きてもいいのにって思います。
あ、ちなみに
ご本人は自分に厳しいだなんて
これっぽっちも思っていなかったりするので
ある意味余計に質が悪いです(^_^;)
こういうタイプの「べき」を緩めるのに
効果的なのが客観的な視点に立つこと。
今の自分が友人だったら
何て声をかける?と考えてみたり
思考の幽体離脱をして(笑)
俯瞰的に今の状況を見てみたり
とにかく今の自分にどっぷり浸かるのではなく
ちょっと違う視点で見てみる。
そうするとね、
そこまでしなくてもいいかも、と思えて
少し気が楽になれたりします(*^^*)
何だか上手くいかない時
自信が持てない時
もしかすると自分への「べき」を
高くしているかも知れません。
あなたも
自分に向けた「べき」が適切なものか
一息つきながら考えてみてくださいね。

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