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Vol.275 免許返納の裏にある気持ち

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2023年5月18日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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免許返納の裏にある気持ち

 

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さてさて、先週に続き

今週もGWの帰省時に感じたことを

シェアしたいと思います。

 

本日は免許返納編。

 

 

 

 

私と同世代(50代)の方なら

そろそろ出てくる

親の免許返納の話。

 

 

我が家も数年前から

話題になるのですが、

 

いやはや、

 

義父も私の両親も

自分で言った返納期限が

伸びるのはなぜでしょう。笑

 

 

ちなみに、3人とも

四捨五入すると80歳です(・∀・)コワッ

 

 

 

 

子どもの立場としては

事故にあうのも起こすのも

心配しかないので

早く返納して欲しいのですが、

 

いざ目の前に更新が近づくと

「まだ自分は大丈夫」と

そんな思いになるようですね。

 

 

 

 

確かに本人が言うとおり

運転が慎重になった気はしますが、

 

気を付けているつもりで

操作を間違えてしまうのが

事故の怖いところ。

 

 

ブレーキのつもりで

アクセルを目一杯踏んでいるので

本人にとっては訳が分からず

恐怖しかないですよね(T_T)

 

 

 

 

そして加害者は

加害者としての罰を受けつつ、

自信が打ち砕かれるという

悲しい経験もしなくてはいけない・・・

 

 

子どもとしては

そんな思いはして欲しくない、

そう思うわけです。

 

ホント、

子どもの心親知らず、です。

 

 

 

 

とは言え、

 

「自分は気を付けているし

 大丈夫!」

 

と変な自信を持っている親と

心配する子との溝は

そう簡単には埋まりませんね。

 

 

お互いに理解して欲しい

分かって欲しいという

気持ちが強いので、

話し合いも上手くいきません(^_^;)

 

 

 

 

最初はね、

落ち着いて話していても

なかなか相手に届かないので

 

次に声の調子を少し強くして、

さらに目力も入れて、

次には威圧感も追加して、

 

どんどんエスカレートして

こじれるパターンを繰り返すのが

ルーティンです。笑

 

 

 

 

ということで、

 

こんな時こそ

アンガーマネジメントの出番!

 

 

 

 

相手のマイナス感情を汲み取りつつ

落としどころを探すために、

 

免許返納にまつわる

マイナス感情を探してみました。

 

 

・動きたい時に動けない不便さ

・バス等に時間を合わせる面倒くささ

・乗り継ぎなどの面倒くささ

・移動にかかるお金の心配

・場合によっては人に

 送迎をお願いする申し訳なさ

・自分の意思で動けなくなる

 (自由が奪われる)喪失感

・身体能力、判断能力の低下

 などの無力感や不甲斐なさ

・世代交代の寂しさ

・子どもに信じて貰えない

 分かってもらえない悲しみ

 

 

などなど、きっと

もっとあると思うんですよね。

 

 

そこを理解せずに

免許を返納させようとしても

 

怒りを買ってこじれるのは

当たり前と言えば当たり前の

ことなのかもしれません。

 

 

 

 

相手との溝が埋まらず

主張のしあいになる時は

ひとまず立ち止まって

相手の気持ちを想像してみる。

 

そうするとおのずと

対応も変わってきそうですね(*^^*)

 

 

 

 

これもアンガーマネジメントの

スキルのひとつ。

 

 

せっかくアンガーマネジメントを

実践しているなら、

 

自分だけでなく

相手の怒りとも

 

上手に付き合えるように

なれるといいですね♪

 

 

 

 

ということで、

我が家の免許返納への道は

まだ道半ば。

 

みんなが納得できる方法や時期を

探したいと思います。

 

 

 

 

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