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Vol.274 事実と思い込みを切り分ける

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2023年5月11日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

********

 

事実と思い込みを切り分ける

 

********

 

 

 

さてさて、この連休は

久ぶりに帰省してきました。

 

ゆっくりはできなかったものの、

両親の顔が見られて一安心です。

 

 

 

 

で・・・

 

高齢の親と話していると

自然と話題に上るのが

免許の返納と健康の話題。

 

 

いやはや、

聞いてはいましたが

免許の返納は一筋縄では

いきませんね(^_^;)

 

 

親も子もそれぞれの

思いもありますしね。

 

色々と感じることもあったので

これはまた次回にじっくり

書きたいと思います。笑

 

 

 

 

ということで、

今日は別のお話。

 

 

その帰省時にね、

母と話をしていて

なんでそう思うのかなぁと

感じることがありました。

 

 

 

 

聞くところによると

どうやら1年ほど前から

父の赤血球の数が

減ってきている様子で、

 

主治医から貧血予防に

卵を食べてねと

アドバイスされたのだとか。

 

 

私はそれを聞いて

心配になったのですが、

その話をする母はなぜだか

ご立腹な様子です。

 

 

 

 

エ?

なんで怒ってるの(・∀・)?

 

 

 

 

この話のどこに

怒る要素があるのか

私にはさっぱり分かりませんが、

 

続けて話を聞いていると

怒っているポイントが

2つありました。

 

 

 

(1)1年も前から

主治医に言われていたのに

なぜ父は教えてくれなかったのか

(母は最近聞いたのだそう)

 

 

(2)卵を食べろなんて

私がちゃんと食事をさせていない様な

言い方は許せない!!

 

 

 

のだそうです。

 

あなたは

この言い分どう思います??

 

 

 

 

(1)はまだ分かります。

 

やっぱり心配ですしね。

 

そんな大事なことを

教えてもらえなかったことで

怒るのは理解できます。

 

そして、卵を食べていたら

改善されていたのかもと考えると

知らなかったことを

悔やむのも分かる気がします。

 

 

 

 

でも、(2)は

なぜ怒るのか分かりません。

 

 

 

 

いやね、

 

「赤血球減ってるよ!

 ちゃんと食事してる???

 ロクなもん食べてないんじゃないの?

 あなたの嫁、料理してる?」

 

とでも言われたなら

怒るのも理解できます。

 

 

でも、実際は「卵食べてね」と

アドバイスされただけ・・・

 

ちゃんとした食事をしていない

なんて一言も言われていません。

 

 

 

 

そこで私が、卵食べてって

言われただけだよね?と

話を向けても

 

「私にはそうとしか思えない!

 まるで私が食事をさせていない

 みたいに言われて腹が立つ!

 

 私の仕事は家族の健康を守ること!!

 食事だってちゃんと考えてるのに!」

 

とさらにブリブリ怒っていました。

 

 

 

 

・・・これは手に負えない(^_^;)

 

 

 

 

あれだけ怒るのだから

恐らくそこに至る何かが

あるのだろうなとは思います。

 

 

でも、

 

 

事実と思い込みを一緒にして

1人で怒っているのは

自分で自分を傷つけているのと

同じことです。

 

それってちょっと悲しい。

 

 

 

 

腹が立つとき、

ムカつくとき。

 

 

 

 

そこにはもしかすると

思い込みが混在して

いるかもしれません。

 

 

少し落ち着いて、

客観性を持って

 

思い込みが混ざっていないか

考えてみてくださいね!

 

 

不要な怒りを

感じずに済むかもしれません。

 

 

 

 

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