先週配信した心健やかに暮らす*怒りと心のメールマガジンの記事を再配信します。

(2025年10月9日配信分)
今日のテーマ
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自分の「べき」に苦しんでない?
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唐突ですが、
あなたはChatGPTやCopilotなど
生成AIは活用されていますか?
私はフル活用ほどではないものの、
調べものやアイデア出しなど
便利に使っています。
でね、先日驚いたんですけど
私の母もChatGPTを使っていたんですよね。
80歳手前の母がまさか
ChatGPTに悩み相談しているなんて…
時代は変わりましたねぇ(・∀・)
でも、ChatGPTなら
相手の都合を考えなくてもいいし
「こんなこと話したらどう思われるかな」といった
心配もしなくていい。
その上、気持ちに寄り添ってくれて
アイデアまで提案してくれちゃうんだから
その内カウンセラーは要らなくなるかも。笑
と、まあ身近なところで
時代の変化を感じたのですが、
その一方で変わらない、
変えられないこともあったりします。
そのひとつが
自分の「べき」。
件の母。
高齢な上に持病持ち。
その上あらたな病気を患って
今は治療中です。
体力も筋力もないので
休憩しながら家事をしていますが、
でも、本当はしんどいの。
だから愚痴も出る。
家族がその様子を見て何度も
「そんなに頑張らなくていいよ」と言っても
「このくらいしないと」と言って
謎に頑張ろうとしてしまいます。
話を聴くと、
家族に迷惑を掛けているのだから
自分にできることくらいは
やらなければならない
と強く思っている様子。
察しの良い方はすでにお分かりですね。
そうこれ、「べき」なんです。
「~するべき」を言い換えると
「~せねばならない」となります。
そうするとそこには義務のニュアンスが
強く見えてきますよね。
男は外で稼がなくてはならない
女は家で家族を支えなくてはならない
人の役に立たなければならない
母親は常に子どもを優先しなくてはならない
弱い姿を見せてはならない
人に迷惑をかけてはならない
文字にすると時代遅れと
感じるものもありますが、
いやいや、これが意外と沁みついてる。
そして、それに
苦しんでしまうことがあるんです。
でも、ちょっと待って。
この価値観は本当に必要?
体が健康で体力も活力もあって
心にも余裕があるならいいけれど、
そうでない時にこれはツライ。
そんな時に必要なのは
自分を批判することではなく、
「最低限何をすれば自分を許せるか」
考えること。
そう、これも思考のコントロールですね。
今の自分の状態が他の人だとしたら、
「そんなに無理しなくていいよ」
「十分頑張っていると思うよ」
と、きっと優しい言葉を掛けてあげるはず。
自分への言葉も優しくできるといいですよね♪
自分を大切にするちょこっとワーク↓
・目を閉じて深呼吸を2回、心の中で
「今日もよく頑張った」と声をかける。
・自分が嬉しいことを1つだけやってみる。
お茶をゆっくり飲む、好きな音楽を聴く、
アロマをかぐ、軽くストレッチする…どれでもOK。
こつは集中すること!
たった1~2分でも、心が少しほぐれ、
「自分を大切にする感覚」が戻ってきますよ(*^^*)

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